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動脈硬化

心臓病と脳卒中を合わせると、日本人の死因の1/3を占めますが、いずれも動脈硬化が原因となって引き起こされることが多くなっています。

 

動脈硬化をすすめる危険因子としては、高血圧、喫煙、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、肥満、喫煙などが挙げられます。

 

これらの危険因子はそれぞれ単独で動脈硬化を促進すると考えられていますが、これらの危険因子が重なれば、それぞれの程度が低くても動脈硬化性疾患(心筋梗塞や脳梗塞)のリスクが高まることがわかっています。

 

また、メタボリックシンドローム(内臓脂肪の過剰な蓄積に高脂血症、高血糖、高血圧といった動脈硬化の危険因子を複数併せ持った状態)になると、内臓脂肪から高血圧、糖尿病、血栓などの原因物質が分泌され、動脈硬化性疾患のリスクが高まるとされています。

検査方法一覧

検査方法 内容 金額(税込)
 頸動脈超音波 超音波検査は人間の耳には聞こえない超音波を体内に送り、跳ね返ってくる音を画像化して診断を行います。
検査方法は首にゼリーを塗り超音波を出すプローブという器具を直接首に乗せて動かし、写し出された画像を見ながら診断を行ないます。首には心臓から脳に血液を送る頸動脈があり、この頸動脈を観察することで動脈硬化の早期発見や進行具合を確認します。
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ABI・CAVI  ABIは下肢動脈の狭窄・閉塞度を反映し、CAVIは心臓から足首までの動脈の硬化度を反映する指標です。両指標は、上腕と足首の血圧および脈波速度の同時測定から一度に取得でき、動脈硬化の程度や末梢動脈の閉塞性血管疾患の早期発見に有用とされています。 ¥3,300
LOX-index 脳梗塞・心筋梗塞の10年後のリスクを判断することが出来る検査です。検査方法は採血のため簡単に行うことができます。
LOX-indexの数値が基準値より高い人は低い人と比較して10年後に脳梗塞になった人が3倍、心筋梗塞になった人が2倍いたということが日本国内で行われた研究データによって裏付けられています。
初期段階の動脈硬化を知ることができるため、自覚症状が全くない状況でも予防策を打つことができ、将来の疾患リスクの軽減に繋げることができます。
¥16,500

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