肺がん
日本人は年間36万人以上が、がんで亡くなっていますが、肺がんで亡くなる日本人は年間7万3千人ほど。がんによる死亡の中では男性で1位、女性で2位となっています。
肺がんの発生部位には主に「中心型(肺門型・気管支に発生)」と「末梢型(肺野型・肺の末梢に発生)」に分けられます。
前者は煙草の影響が大きいとされ、肺がんの最大の要因として煙草の影響は昔から指摘されています。一般的に煙草を吸うと肺がんにかかる危険性が5~20倍に跳ね上がります。
また受動喫煙によっても肺がんのリスクは1.2倍~2倍に増加します。煙草を吸う人はもちろんですが、煙草を吸わない人も40歳になったら毎年肺がん健診を受けることを厚生労働省は推奨しています。
肺がんはがんの中でも治療成績の悪いがんと言われています。理由は発見された時点で既に全身に広がっているものが多いためです。そのためにも早期発見が何より重要だと言われています。