心筋梗塞・心不全・不整脈
心疾患(心筋梗塞、心不全、不整脈など)はがんに次いで、日本人の死因の2位で約16%を占めており、心疾患で亡くなる方は年間で約20万人です。
冠状動脈が動脈硬化のために細くなってしまうと、心筋が一時的に血液不足になって数分から十数分の胸部圧迫感が生じたり(狭心症)、完全に血管が詰まって20分以上続く激烈な胸痛が起きたり(心筋梗塞)します。
「心不全」という言葉は病気の名前ではありません。心臓の働きが悪くなり、身体全体に血液がうまく送り出せない状態です。
心拍の規則性の乱れや心拍数の異常を不整脈と呼び、動悸、息切れ、胸部圧迫感、めまい・失神などの症状を起こします。
近年、ストレス、過労、睡眠障害などが原因で起こる心房細動や睡眠時無呼吸症候群による夜間の不整脈が問題になっています。