がんリスク検査
日本人は一生のうち、男性も女性も2人に1人ががんにかかっています。そして年間36万人以上が、がんで亡くなっています。
がんリスク検査のうち、腫瘍マーカーとは、がんの指標となる特殊な物質のことで、大腸がんなどの診断に利用されるCEAをはじめ、いくつかの腫瘍マーカーが発見されています。
この検査では、がんが生じたことによってつくられた特異的な酵素や蛋白、ホルモンなどが血液に増加していないかどうかを調べます。
腫瘍マーカーは、がん発見のため、スクリーニング検査として使用します。
ただし、がんがあっても検出されないケースやがん以外の疾患でも増加することがあるため、画像診断や生検などを組み合わせて総合的に診断します。
その他、遺伝子レベルで測定するマイクロアレイ血液検査があります。